優良血統・育児環境重視の子犬販売店 ブランシアン
子犬販売ブランシアン
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あるお問合わせのお客様より、当店の保障についてかなり細かく聞かれました。
もちろんきちんと説明いたしましたが、ちょっと不可解でしたので「何かございましたか?」とお聞きすると、そこにはとんでもない話がありました。
そのお客様は、半年ほど前に、あるポータルサイトを通じてブリーダーから子犬を買ったそうです。
子犬を迎えて2日目に痙攣を起したので慌てて動物病院へ。その後治療の甲斐なく亡くなってしまいました。
ブリーダーに連絡すると、「保障対象か確認したいので、異なる2名の獣医から死亡診断書をもらって下さい」と言われたそうです。
私もたまに同業者や直販ブリーダーのホームページは見ますので、実際こういう保障条件を付けている業者さんは認知しています。
ちなみに、保障については業者によって考え方もさまざまですので、例えば長期保障が偉いとは思いませんし、逆に絶対間違いの無い子犬なら保障を付けるのは矛盾でしょう?という意見もまぁ理解できます。でも、今回のように保障請求が実質困難な規約は悪意さえ感じてしまうのです。
2名の異なる獣医さんからって、別の病院に遺体を運んで「死亡診断書書いてください」って頼むんですか?
特別な事情でもない限り、獣医さんだって嫌がりますよ。普通は。。。
そのお客様も最初に連れて行った獣医さんは診断書を書いてくれたようですが、2枚目は何件か電話して聞いたけど、みんな断られたそうです。
もちろんブリーダーは聞く耳を持ちません。ブリーダーが登録しているポータルサイトも、あたり前ですが「当事者間で解決して下さい」という対応だったそうで、結局泣き寝入りだったとの事です。
そのお客様からのご依頼もありましたのでこの機会に注意換気させていただきますが、
私の見たところ、「この保障はおかしいんじゃないの?」
と思われる例は他にも何パターンかあります。
・お引渡し後2週間までの死亡保障
潜伏期間も考慮すると、2週間じゃあまりにも短いでしょう?
・業者指定の動物病院での診断に限る
なんで別の獣医さんじゃダメなの? 変な癒着をしていると思われてもしょうがないですよね。
・極小などの脆弱な子犬は保障対象外
そもそも、脆弱な子犬を何で販売するねん! 根本的におかしい。
など、表面は親切で良い人なのに、細かいところを見ると不審な業者さんもいます。特に細かい規約なんて見ない事も多いと思いますので、ぜひぜひお気をつけ下さいね。
(ただし、何も考えずにとりあえず内容を作っている業者さんもいますので、必ずしも悪い業者という判断ではないですからね。念のため。)